小さな 園芸館 
 小さな園芸館 > 植物図鑑 > カナメモチ〔要黐〕> カナメモチの栽培
カナメモチ 〔要黐〕
カナメモチ〔要黐〕の花(写真) カナメモチ〔要黐〕の花(写真)
小さな園芸館
  花の写真一覧
  植物の名前索引
  園芸用語
  剪定の基本
カナメモチの特徴 花の写真一覧 花植物の一口メモ 小さな園芸館
  栽培のポイント … カナメモチ〔要黐〕
日当たりを好む
刈り込みに強く、生垣に向いている
こまめに剪定すると赤い新葉が見られる
こまめに剪定すると花や実が見られない。
剪定を怠ると、だらしない感じがする。
  カナメモチ〔要黐〕の栽培
 耐寒性はあまりないので、寒冷地での栽培は難しいとされる。
 日当たりを好むがある程度の日陰でもよく育つ。
 成長が早く、大気汚染にも比較的強い。
日当たりがよい方が、より美しい赤い新葉になる。
 自然樹形では卵形になるが、庭木にしては大きく成長してしまう。
強剪定にも耐えられ、刈り込むほど、枝分かれして鮮やかな赤い新葉を出す。
生け垣利用の場合は、頻繁に剪定を行う必要がある。
 逆に生け垣で剪定を怠ると、成長が早いのでだらしない感じがしてくる。
樹木の剪定には適期というものがあるが、カナメモチは1年中剪定が出来る。
→ ただし、まめに剪定すると花や実が見られなくなる。
栽培場所
日当たりが良く、肥沃な土壌を好む。
剪 定
こまめに剪定するほど、枝分かれしてトレードマークの赤い新葉を出す。
新葉が赤い色をしているので、剪定しなければ(通常は)春の新葉の時だけしか赤い葉が見られない。
また、垣根の剪定を怠ると見苦しくなってくる。
強剪定可能であるが、真夏と真冬の強剪定は控える。
また、軽く剪定
強剪定可能であるが、軽くこまめに剪定した方が樹形が美しく。
強剪定可能であるが、真夏と真冬の強剪定は控える。
また、強剪定により枝が枯れることもある。
垣根としての利用が多いが、円形や玉仕立てなどの樹形に仕立てることも可能。
【剪定適期】
芽吹きがよいので、基本的には真夏と真冬以外は剪定が可能。
【6月】
【9月 ~ 11月】
最低、年に2回は剪定を行う。
【4月】
年に3回行う時は、4月にも剪定する。
肥 料
肥料を施す場合は、油かすなどの有機質肥料をあたえる。
【2月 ~ 3月】
【6月】
病 気
ゴマ色斑点病にかかることがある。
見つけたら、葉を取り除き処分する。
手に負えなくなったら、生育期に殺菌剤を散布する。
ゴマ色斑点病とは、その名の通り、ゴマ色の斑点が葉に現れる病気る。
害 虫
カイガラムシがつくことがある。
風通しをよくすれば防除できる。
カナメモチ〔要黐〕の花(写真) カナメモチ〔要黐〕の花(写真)
  カナメモチ〔要黐〕の植え付け・植え替え
【9月 ~ 10月】 植え付け・植え替えの適期
【4月】  可能。
春に植えると、根頭(コントウ)がん腫病という病気が発生しやすくなる。
元肥 土に腐葉土や有機質肥料をまぜ込む。
植え替えは難しい
カナメモチは根が粗く細根が少ないので、移植が難しいといわれている。
植え替えするのは、なるべく避けた方がよい。
  カナメモチ〔要黐〕の繁殖
挿し木により繁殖させることが一般的であるが、実生も可能。
ただし、実生で育てた株は、親と同じ品種の木に成長するとは限らない。
挿し木
【7月 ~ 8月】
新枝を10cm~15cmに切り、排水のよい用土に挿しておく。
実 生
秋に熟した果実をとり、中の種子を取り出す。
湿った砂に混ぜて保存し、春になってからタネを蒔く。
小さな園芸館
 花の写真一覧
 植物の索引一覧
 剪定の基本
 水やりの基本
 用土の基本
 肥料の基本
 園芸用語 
 秋の花
 
 季節の花
 春に咲く花
 初夏に咲く花
 夏に咲く花
 秋に咲く花
 冬に咲く花
 
 年間の花こよみ
 1月に咲く花
 2月に咲く花
 3月に咲く花
 4月に咲く花
 5月に咲く花
 6月に咲く花
 7月に咲く花
 8月に咲く花
 9月に咲く花
 10月に咲く花
 11月に咲く花
 12月に咲く花
 
 花の色
 白い色の花
 赤い色の花
 青い色の花
 黄色い色の花
 紫色の花
 ピンク色の花
 オレンジ色の花
 
 年間の園芸作業
 1月の園芸作業
 2月の園芸作業
 3月の園芸作業
 4月の園芸作業
 5月の園芸作業
 6月の園芸作業
 7月の園芸作業
 8月の園芸作業
 9月の園芸作業
 10月の園芸作業
 11月の園芸作業
 12月の園芸作業
 
カナメモチの特徴 花の写真一覧 花植物の一口メモ 小さな園芸館
 当ホームページ掲載の記事、写真、イラスト等の無断使用はご遠慮ください。
(c) 2006 A Pretty Garden ALL Rights Reserved.