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一般的なオモトは、葉の長さが15cmから50cm、幅は3cmから7cmほど。 |
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革質で光沢のある厚い葉は、先が鋭くとがり、縁が少し波うっている。 |
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葉は根元から生えていて、全体で約40cmの大きさになる。
地下茎は太く短く、太いひげ根が多数ある。 |
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オモトには多くの園芸品種があり、斑入り葉なども好まれている。 |
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花の特徴 |
春になると花茎を伸ばして、淡い黄色い小さな花を円筒状に多数密生させる。
まるでトウモロコシの様な特徴ある形で、一度見たら忘れられない。 |
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花の咲き方は環境や生育状況により異なり、トウモロコシのような長い花茎を伸ばすのは良い条件のもとで生育した場合で、2センチほどの花茎の場合もある。 |
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開花時期 |
【4月 ~ 5月】 |
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果実時期 |
【5月 ~ 7月】 |
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1つの果実は直径8ミリ前後で、熟すと赤く艶のある液果になる。
中には1個の種子があり、円筒状にいくつか連なってなる。 |
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オモトの薬用利用 |
オモトは、中国では古くから強心剤や利尿剤の薬剤として使われている。 |
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主に根茎が使用されるが、葉や種子の含有成分にも効力がある。 |
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しかしオモトの毒性は非常に強く、薬草というより有毒植物として扱われることもある。 |
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