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トマトには多くの品種があるが、果実が大きく・甘く・おいしいものにと年々品種改良されている。
しかし良質の果実を数多く収穫するには、それなりの栽培知識と手入れを必要とする。 |
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一般的においしい品種ほど、手入れを必要とする傾向にある。 |
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トマト栽培には様々な方法があり、品種・収穫時期などによっても多少異なる。
日本では支柱を立てるのが一般的であるが、外国では無支柱で行う栽培もよく行われている。 |
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支柱を立てるのも、茎の1本仕立てや2本仕立て、ループ状に巻き付けて仕立てる方法など色々ある。 |
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栽培場所 |
日当たりと水はけのよい場所。 |
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トマト栽培の適温目安 |
【昼】20~25℃
【夜】10~20℃ |
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植え付け時期 |
【5月 ~ 6月頃】 |
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「種蒔き」か 「苗」から育てるか |
トマト栽培には、種蒔きから行う方法と、苗から育てる育てる方法があるが、初心者は苗から始める事が推奨される。
種蒔きは、収穫までに時間もかかるし手間もかかる。 |
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苗になるまでに、50~70日かかる。 |
★ |
タネから苗まで育てるのは、やや難しい。 |
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良い苗の選び方 |
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茎が太くて丈夫そうなもの。 |
◇ |
茎の「節の間隔」が短いもの。 |
◇ |
一番下の2枚葉が、濃い緑色で、かつ元気なもの。 |
◇ |
病害虫のないもの。 |
◇ |
花の咲いているか、つぼみがあるもの。 |
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※ |
一番下の2枚葉とは、タネから最初に顔を出した2枚の葉のことで、茎の一番下、地面すれすれの所にある。 |
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⇒ |
色が変わっていたり、枯れていたりするものは、栄養が足りなかった証拠となるので、この葉が貧弱なものは避ける。 |
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花が咲いていると、収穫が早くなる。
またトマトの苗を植えつける時に、花の咲く方を手前にすると収穫が楽になる。 |
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本格的な「菜園」か、 手軽な「コンテナ栽培」か |
菜園の方が、より多くの収穫が見込まれるが、土作り・ウネ作り等に手間がかかる。 |
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土をなじませる為に、1ヵ月前くらいから準備する必要がある。 |
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コンテナ栽培なら、手軽に栽培可能で移動も簡単。 |
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★本格的な「菜園」と、手軽な「コンテナ栽培」 |
◇ |
菜園で栽培する方が、多くの果実収穫が見込まれるが、土作り・ウネ作り等にかなり手間がかかる。 |
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土をなじませる為に、1ヵ月前くらいから準備する必要がある。 |
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◇ |
コンテナ栽培なら、手軽に栽培可能で移動も簡単。 |
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土 壌 |
有機質に富んだ土壌を好む。 |
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【植付前の作業】 ・・・ 土作り |
苗を植え付ける1週間ほど前に、肥料を土に混ぜ込み、馴染ませておく。 |
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コンテナの場合は、野菜用の培養土を購入してそのまま利用するのが手軽でよい。 |
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目安として、1㎡につき「堆肥3kg・有機質肥料100g」ほどを土壌に混ぜる。 |
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