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チャドクガの被害 ・・・ 木の葉を食べつくす |
チャドクガの被害は幼虫の時期に、植物の葉を食するために害虫とされている。 |
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ツバキ科の植物に限るが、人間が大切に育てる植物でもある。 |
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食用とする葉裏に産卵された卵は、1固まりの卵から沢山の幼虫が一斉に孵化していく。
1枚の葉を食べつくすと次の葉に移り、食用する葉を食べつくしてしまう。 |
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幼虫時代の被害は多大なものであるが、兄弟との生存競争に負けたり、他の昆虫や鳥類に食べられたり、と過酷な人生を送り、成虫になるチャドクガは、ほんの少しというのが一般的。 |
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チャドクガの被害 ・・・ 毒針 |
チャドクガの幼虫は、全身に毒針でおおわれている。 |
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幼虫の表皮には、細い毒針毛(どくしんもう)が100万本もある。 |
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チャドクガの毒針毛は、目に見える長い毛とは別物で、一見しただけではわからない。 |
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幼虫の毒針毛は死んでも毒が消えない |
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チャドクガの毒針は、チャドクガが死んだ後でも毒性が消えない。 |
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庭木の手入れ後に、突然アレルギーが発生した場合などは、この毒針毛(どくしんもう)が原因というケースもある。 |
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チャドクガの毒は猛毒ではないとれさていが、刺された時の反応には個人差がある。 |
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通常の反応は、2~3時間後にヒリヒリしだして、赤くはれ上がってくる。 |
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さわると悪化する。 |
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ガムテープなどを貼ってはがすと、ある程度は毒針毛を除去することができる。 |
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かゆみが長期にわたるような場合は、皮膚科の病院に行くと対処してもらえる。 |
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発生時期 |
【4月 ~ 10月】 年2回発生する。 |
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害虫といわれるチャドクガの幼虫は4月~5月、8~9月頃が発生の目安。 |
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冬期 |
卵卵の状態でで越冬する。 |
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